隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

夕焼けとリーマン生活

隠居芸人です。

昨日の話です。

このところずっと内勤が続いていたところに、外出の機会を得ました。

行き先は、仙台市内中心部から車に乗って一時間ほどの風光明媚な某温泉街です。

出発した時間は15時過ぎでした。

仕事は一段落しており、「行って戻ったら定時頃になってあとは帰るだけやで!」というマインドセットでした。

美しい景色を見ながら、一人で往復約二時間のドライブ。

結論から申しますと、これがまた最高でした

会社にこもっていると夕焼けなど見ることがないのですが、昨日は久しぶりに美しい夕焼けを見られました

すすきが風にそよいでいて、段々畑の緑は目に優しく、そこら中が光にあふれていました

僕は思いました

「まるで人生の楽園だ」と

続けてこうも思いました

「嫌な思いはたくさんしたし、現状もそれは続いているけれど、(サラ)リーマンを続けてきてよかったかもしれない」と

苦しい瞬間もあるけれど、我が身を振り返るとき、その苦しい瞬間というのは「ほっと息のつける瞬間」とセットであったように思います

最近では確かなやりがいを感じる瞬間も出てきました

それには、クリエイティブなことを任されている、新しいこと、他の人がやっていない特別なことを任されている……という過剰な自意識によるところも大きいのですが。

なんというか、仕事がちょっとおもしろいです。

詳しくは書けませんが、今は一冊の本を作るような仕事をしています

大枠は定まっていますが、その大枠のなかで細かい内容・レイアウトやらは基本的に好きなようにまとめていいため、かなり自由度があります

本を作る過程で、これまで自分が蓄えてきた知識が体系化されていくのがわかり、これがまた楽しく感じています

この仕事をしっかりとやり抜けば自分の業績として誇れるものになるとわかっているので、あと数ヶ月やり抜いてしっかりとモノにしたいところです

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と、いうわけで今週も残すところあと一日働けば休み

休みや!

涼しくて過ごしやすい中間期は最高ですわ

おやすミンコフスキー