隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

セミリタイアしたら

セミリタイア後のとある一日を夢想する。

毎朝5時半に起きて読書。

起きがけに歯磨きをして、それから白湯を1杯いただく。

朝食はサラダと汁物が必須で米と漬物、納豆があればいい。余裕があれば卵焼きやウインナーを添えたい。

6時半までに朝食を済ませたなら、1時間ほど休憩をする。

8時頃に家を出て、図書館に向かう。

9時の開館と同時に図書館入りである。

3時間みっちり読書なりブログ執筆や企業分析を行ったなら、昼食は持参の弁当を食べる。

午後の部ということで、15時までまた集中する。

15時になったら図書館を出る。

おやつにカロリーメイトをいただく。

16:00 帰宅。

それから小一時間筋トレを行う。

17時になったら晩御飯の支度を始め、18:30には食べ終える。

以降は20:00過ぎまでリラックスタイムだ。

リラックスタイムではなるべくネットから距離を置いて、音楽を聞いたり、音読をしたり、映画を観たりする。

20:00を回ったら風呂に入り、寝支度を整える。

22:00頃就寝。

……なんと素晴らしいセミリタイア生活!!!

明日からまた仕事かぁ……などと日曜日の夜はたいてい憂鬱になるわけだが、セミリタイア生活では翌日を憂うことなく毎日安らかな気持ちで眠りにつける!!!

これは、人生よよよ氏も言っておられたようにセミリタイアの大きな果実の一つだろう。

(もちろん、十分な生活設計がままならないままセミリタイアしようものなら、仕事に行く悩みや憂いは無くなったとして、今度は違う憂いに頭を抱えるハメになるわけだが……)

当然のことながらセミリタイアについてはいくら慎重になってもなりすぎるということはない。

目標に向けてただ資産を形成していくだけではセミリタイアの前途は多難であろう。

よよよ先輩も言っていたようにセミリタイアにいちばん重要なのは資産の多寡ではないのだ……

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あと10日もすれば11月になる。

秋はあっという間に過ぎて長い冬がくる。

2018年は終わり2019年が始まる。

今日は天気が良かった。

ピーカンだった。

暑すぎてすこし具合が悪くなるくらい仙台の日差しは強かった。

少しでも理想の一日を過ごしたい、理想の自分みたいなものに近づきたいと願うも願うだけ、行動が伴わない。

まずは朝30分でも早く起きて、余裕を持ちたい。

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今日の晩メシは、サラダと自家製豚汁と値引きされていたステーキ(オージービーフ。一口大にカットされているもの。230円/1人)だった。

豚汁には豚の小間切れ、ごぼう、ニンジン、里芋、大根、ネギ、こんにゃくが入っていた。これがまた本当にうまかった。

ステーキはニンニクを切ってフライパンでいっしょに焼く。

あまり焼き過ぎず、ワサビ醤油でいただく。

これがまた本当にうまかった。

米を口いっぱいに放りこんでやる。

こんなに充実した夕飯を食べるのは久しぶりに思えたのと、日曜の夜の憂鬱さとがまじりあって、メシを頬張りながら涙が出そうになった。

なんとも味わい深い夕食である。

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明日からまた長い一週間が始まる。

この週末は図書館で日経新聞を斜め読みし、『論語』を読んで終わった。『絶望の国の幸福な若者たち』も読んだし、『ブログ飯』も読んだし『一生モノのファイナンス』も読んだような気がする。

論語は完全にSBIホールディングスCEO北尾吉孝氏の影響。

儒教がベースにあるから、どうしても年長者敬いなされ、年功序列やで、という教えになるわけだけれども、そこを少し差し引いて読んでも勉強になり、まぁ単刀直入には読んでいておもしろい。

職場で「有事」の際などに、いったんグッと呑み込んで、先生(孔子)だったらどうするだろう?と『論語』を思い出しなから落ち着いて対処できれば、ひょっとするといい結果が得られるかもしれないし得られないかもしれない。

おやすミンコフスキー