隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

文化的生活

昨日の話。

ちゃっかり休暇を取得していました。

同居人の試験勉強に付き合い、某図書館へ。

10時から16時半まで昼休憩1時間を除いて、同居人が過去の試験問題を解く傍ら読書をしました。

帰宅後、アマゾンプライムビデオで「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」を視聴。

大学受験に落ちた主人公・平野勇気(染谷将太)が「緑の研修生」として、地方の村落で一年間林業を学ぶ話です。

これがまたとんでもなく面白い。

三浦しをん原作を読みたくなりました。

親方の飯田与喜(伊藤英明)の山男(野生児?)っぷりがすさまじく、彼のような男らしいメンタルと肉体が欲しいと割と本気で思いましたね。

都会っ子の主人公が村の生活、林業に溶け込んでいく様子もまた、グッときました。

主人公の元カノ?がサークル仲間と村落に遊びに来るシーンはとりわけ胸熱でした。

初めは若者同士で一緒にワイワイしていた主人公が、村人を馬鹿にする言動をとるサークル連中に対して「帰れ!!!」と一蹴するシーンでは、心のなかで300いいねくらいしました。「おまえ、よく言った!!!」と。

石井直紀(長澤まさみ)とのラブロマンスもこれまた素晴らしく、総じてめちゃめちゃgoodな映画でした。

本当に観て良かったです。

今日からまた労働ですが、自分にとっての大切な楽しみといいますか、本を読んだり映画を観たりする時間の掛け替えのなさに、改めて気づかされた休みでした。

こういう日を一日でも多く過ごせるのなら、お金はたくさんなくても幸福といえるのではないか……とも思った次第です。

たとえば、毎日定時で帰れてボーナスはなくとも手取りで20万円程度(親への仕送りと奨学金返済を引くと13.8万円が残る)あれば、今日のような文化的生活を十分送ることができるのではないかと。

親への仕送りと奨学金の返済を考えると、マイホームだったりクルマだったり自分の子どもを持つことは諦めなければならないかもしれません。 けれど、心を何かに縛られずに小説を読んだり映画を観たりする贅沢を思えば、それもなんとなく受け入れられるような気がします。

お金がたくさんなくても、年に一度くらい同居人と遠方へ旅行できるくらいの余裕があればそれで満足できるように思うのです。

この数ヶ月は、お金ファーストの価値観に支配され続けていて、自分にとって何が大切かということをすっかり忘れていました。

引き続き労働節約投資のサイクルをしっかりと回しつつも、お金に愛されるよりもまず人生に愛される人間でありたい

そう思うのでした。

あまりに素晴らしい休みだったために、もう永久に休みが来ないのではないかと不安になります。

きっとまた同じような一日を過ごせると信じ、後ろ向きではなく前向きに労働していければと思います。

 

 

ぐっどらっく!!!

 

 

 

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