お疲れ様です。隠居芸人です。
福島県のヨーグルト専門店「Morning」に行きました。
宮城県仙台市から福島県郡山市菜根にある本店まで、一般道路を使って車で片道約3時間。
家を9時頃に出て、途中何か所か寄り道をしつつ、モーニングに着いたのは、13時過ぎでした。
この店は、ヨーグルト専門店というだけあって席についた時点で試食のヨーグルトが出ます。
一口いただきます。
酸味はなく、うっすらとした甘さに包まれ、すっと体にしみ込んでいくような見事な味わい。
そしておもむろにメニューを眺め、「ヨーグルトアソート」を頼みました。
おすすめのヨーグルト3種とフルーツがついたプレートです。
価格はたしか480円。
手前から順に、キウイ・アロエ、イチゴ、オレンジのヨーグルト。ヨーグルトが入ったかわいらしい容器のわきにはオレンジとピンクグレープフルーツが添えられていました。
いずれも自然な味わいで、控えめでありながらもしっかりとそれぞれの主張をして口のなかで溶けていく
そんなヨーグルトでした。
繰り返しますが、酸味はなかったです。
フルーツの風味がほどよく、「これならいくらでも食べれる」と思いました。
3種類とも量としてはそれほど多くないですが、一口一口味わって食べると自分には十分満足のいく量でした。
「Morning」を出て向かった先は、猪苗代湖(いなわしろこ)です。
小学校の修学旅行以来でしたでしょうか。
湖で、同居人とともに沈みゆく夕陽を眺めました。
砂浜にあるすべてのものが、夕陽を浴びてオレンジ色に染まっていました。
その光景は筆舌に尽くしがたい感動をもたらしました。
16時~17時というと、普段は会社のなかにいて、夕陽を目にすることはほとんどありません。
なんと美しい景色だろう。
そう思いました。
砂浜には鴨が多数群れていて、少年がパンの耳を撒いていました。
「レイクサイド磐光」のお土産売り場を物色していると、鴨のエサ(1人1袋まで無料)と書かれているのを見つけ、同居人と2人でパンの耳が入った袋をつかみ取って砂浜へ戻りました。
夕陽が本当に近かったです。
水平線の先に夕陽があって、夕陽と私たちとの間には猪苗代湖しか見えませんでした。
オレンジ色の光線を浴びながら、波の音をバックに、鴨たちにエサやり。
鴨はエサに群がりましたが、風が吹いて私の足元に落ちたエサには決して近づこうとしませんでした。
エサやりをしている間、同居人と私は2人とも子どもに戻ったようでした。
同居人は帰りに「レイクサイド磐光」で喜多方ラーメンせんべいを買いました。
小さい頃大好きだったそうです。
猪苗代湖に来るときは必ず買ったのだとか。
醤油味とみそ味が両方入ったセットで1,000円もするので、普段なら全力で買うのを止めるところですが、無邪気に笑う同居人を見ていると止める気にはなれませんでした。
「レイクサイド磐光」をあとにして、そこからまた3時間ほどかけて宮城県仙台市へと戻りました。
Morningで食べたヨーグルトの味、志田浜で見た猪苗代湖、夕陽の美しさ、帰りの車内で同居人が買ったラーメンせんべいの味を食べ比べたこと、無邪気に笑う同居人の表情。
私はこれらを忘れません。
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