隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

労働の果て

この労働の果てに何があるのか、何もないのではないか。そんな疑念が、数年来あったものだ。今はちがう。この労働の果てに経済的独立と早期退職(FIRE)がぼんやりと見える。 土日が終わる。2日間の休みはまたしてもあっという間だった。土曜日はドライブで山形県天童市へ。創業150年の老舗そば屋「水車生そば」で鳥中華を食べた。優しい和風の中華そばだった。鶏肉がゴロっとしていて柔らかい。久々のラーメンは大満足だった。 水車生そばをあとにして、お次は和スイーツの「腰掛庵」へ。あいにく喫茶スペースの時間は終わってしまっていたため、お土産にわらびもちを買った。そのわらびもちは「ふわとろ」の極みだった。これまでの人生で食べたわらびもちのなかで最もおいしいわらびもちと言ってよい。 旅は続く。腰掛庵の近くにあった「仲野酒店」で甘酒ソフトクリーム(大当たり!)をいただき、「Oh!Show!Cafe」でさくらんぼパフェを食べた。Oh!Show!Cafeの2階のカウンター席からは、見渡す限り一面に果樹園が広がっていた。緑がまぶしく癒された。

日曜日(今日)は久しぶりに母と会った。クルマの中で話をしながら、「あぁ私はこの人に育てられたのだな」「いろいろあったけれどこの人の子どもで、この人に育てられてよかったなぁ」と思った。 労働の日々は続く。残り15年。 明日からの5日間も、なんとかやり切りたい。やり切れるだろう。 もうすぐ5月が終わり、6月だ。