隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

祖父の7回忌

お疲れ様です。隠居芸人です。

これを書いているのは、3/18(月)のお昼休みです。

3月は第2の師走か!と思うほど、せわしなくバタバタ走り回る日々です。

そんななか、3/16(土)は祖父の7回忌でした。

法事は、お布施や塔婆料、加えてお供え物(弁当やら花やらフルーツやらお菓子)とお金がかかるものですね。

母がお布施に3万円を包むと言うのですが、Google先生に聞いてみると7回忌は1〜5万円とのこと。

「我が家のような準貧困家庭では2万円でよいでしょう」となんとか母を説き伏せ、最終的に2万円のお布施を包みました。

その他

塔婆料として3,000円。

お骨の預かり料として10,000円/年。

弁当2膳で5,000円。

花、フルーツ、お菓子で9,000円。

前もって私が手配すれば良かったのですが、母にお願いしたところ少々割高な支払いとなってしまいました。

なお、伯母さんからの援助があったため、今回は私の手出しはありませんでした。

お寺では足元に暖房マットがあり、お坊さんの話もおもしろく、(やや不謹慎な言い方ではありますが)なんとも快適な法事体験でありました。

正直、寺に足を運ぶまでは死者に対してなぜこれほどまでに高額な支出をしなければならないのか理解できず、陰鬱とした気持ちでした。

しかし、ひとたびお坊さんの語り(7回忌の意味や祖父が現在どうしているか等)が始まると考えが一変しました。

阿弥陀如来や阿しゅく如来など、お坊さんの話が面白く、仏教的な考え方に生で触れられたことが一つ。

また空間に目をやると、寄付等で建てられた寺とはいえ、調度品や設備機器等々に多額のお金がかかっており、維持費に相当な額がかかることが見込まれたことが一つ。(寺の維持費)

お坊さんの念仏(不謹慎な言い方をすればライブ)が独特で面白かったことが一つ。(お坊さんへの技術料)

長い念仏のあいだ、祖父のことをよくよくと思い出せたことが一つ。

久しぶりに家族で集まれたことが一つ。

これらを考えると、20,000円というお布施は決して高額ではなく、妥当な額に思われました。(むしろ、やはり少ないかなぁ、とも。)

弁当が置かれたすぐそばにある2本のロウソクのうち1本が、念仏の途中、時折ブワッブワッと揺れていたのが印象的でした。

「あ、じいちゃん、ここにいるのかな」

「私たちが供養にきていることが伝わっているのかな」

そんな風に思ったのでした。

次の大イベントは13回忌ですが、毎年の彼岸やお盆も大切にしていきたいものだなぁと思いました。

生きていれば100歳だった祖父へ。

あなたの孫は、あなたの分まできっちり幸福に暮らしていますよ〜!!!元気でね〜〜〜!

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