隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

職場で株式投資の話をするのはアリか?

隠居芸人です。

定時帰りが2日続くと、1日目に比べて2日目の方がなんとなく幸福感が減るように感じるのは、気のせいでしょうか。

年収があるレベル(たしか800万円?)を上回ると幸福感が比例しなくなるという話はよく聞きますが、人間って面倒ですね。

残業続きのときはとにかく定時で帰りたいと思う一方で、定時帰りが少し続くとちょっと物足りなく感じたり。

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さて、タイトルの「職場で株式投資の話をするのはアリか?」について。

皆さん声を揃えて「無し」とおっしゃるのではないでしょうか。

私自身の回答も「無し」です。

職場にもよると思いますが、少なくとも私の職場に限っていえば、株式投資へのイメージはあまり良くないようです。

やはり「ギャンブル」という印象が強いようで。

「パチンコ、スロット、競馬、ロト6?などの話はありだけど、株式投資の話はNG」という暗黙の了解があります。

仮に株式投資がギャンブルだとして、なぜパチンコやスロットと同列に扱われないのか、個人的には不思議でならないのですが、パチスロと比べるとやはり馴染みが薄いということでしょうか。

デイトレードのイメージが強く、「株式投資なんてやっている人は、株のことばかり考えて仕事に集中していないに違いない」というイメージが先行してしまっているのかもしれません。

「金は汚い」と言わんばかりに金儲けに対して嫌悪感を持っている人も職場には一定数おられることでしょう。

もちろん皆さん「オトナ」なので、思っていても口に出さないだけです。

会社が公けの場である以上、個人の宗教観や政治観等を語るべきではないのと同様に、株式投資の話も積極的にするべきではないのでしょうね。

少なくとも「怪しい人」と認定されてまで話すメリットは皆無と言っていいのではないでしょうか。

ましてや「オマエのせいで損をした!」などと言われた日にはたまったもんじゃないですよね。

以前記事に書きましたが、皆が皆インデックス投資をしたら、インデックス投資が成立しなくなるわけです。

とすると、嫌われてまで他人のマネーリテラシー向上に一役買うなど、ますます馬鹿げた話のように思えますね。

職場を見渡すと、保険のおばさんが勧めるバカ高い手数料のぼったくり商品を勧められるがままに買っている人がたくさんいて(本当にたくさんいる……)、驚きます。

勧めてくる彼女らは、残念ながら名ばかりFPかもしれません。

たとえばファイナンシャルプランナー技能士の資格を持っていても、彼女らのなかで実際に保険以外に自分で資産運用しているという話を私は聞いたことがありません。「投資信託ってなんですか」なんていうのはザラです。

生保レディと話をするとき、相手のレベルを知る意味で必ず聞くのですが、彼女たちは自社の貯蓄性保険に入っていると言うだけです。

もっと言うと、それは嘘で、現金預金のみの場合もあります。

彼女たちは、聞かれたら自社の貯蓄性保険に入っているという「嘘を言うように」指導されている場合があるのです。

「隠居さんだから言いますけど、本当は入っていなくて、会社からそう言えと言われているだけで、実は現金預金だけなんです……」と以前聞かされたことがありました。

想定の範囲内ではあったものの、驚くと同時に「やはりか……」という思いで、呆れかえりましたね。

だから私は彼女たちの言う顧客本位の営業など信じません。

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話を元に戻すと、「職場で株式投資の話は一切するべきではない」に一票です。

たとえどんなに仲の良い同僚に対しても、です。

ちなみに、私自身はどうかと言うと、職場でめちゃめちゃ株式投資の話をしているんですけどね。

同僚に軽く引かれるくらい。

馬鹿だなぁと自分でも思います。

その功績かわかりませんが、私の職場で若い世代を中心につみたてNISAやiDeCoの加入者が続々と増えているんですよね。(ちなみに、iDeCoはあまり勧めていないです。)

教えてくれてありがとう、とめっちゃ感謝されます。

「あくまで投資は自己責任で!」と、口を酸っぱくして?言っているつもりではありますが、どうなることやら……。

  現場からは以上です。

 

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