隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

2020年6月6日、読んだ本のこと

隠居芸人です。

2年半くらい前、朝4時半に起きて延々と思いの丈を綴った謎ブログを更新し続けていた時期があった。

その頃の記事を読み返すと、当時の記憶が鮮明に蘇ってくる。

当時の熱量というか、切実な思いをトレースできる。

記事にしていなかったら忘れていたかもしれない。

こういうのは、Twitterではやはり難しいと思う。


本日は、2020年6月6日、土曜日。

ブックカフェで読書をして過ごしました。

読んだ本について一言感想を書いていきます。


①和田秀樹『会社に行きたくない。さて、どうする?

和田先生には高校時代に受験指南の本で大変お世話になったものですが、今回は書籍タイトルが【ど真ん中】だったので手に取ってみました。本書の主張は、ずばり次の10点です。

  1. 会社は収入を得るための場所と割り切る

  2. 自分で自分を褒める

  3. 思い切って1週間休んでみる

  4. 「勝ち負け」で考える発想をやめる

  5. 上司の機嫌に左右されない。

  6. 「1回きり」という発想を捨てる

  7. 正解はひとつではない

  8. とにかく、やってみる

  9. 会社に行かなくても困らない

  10. 「働く」ということを見直す

パッと見で何を言っているのか、これだけではわからないと思います。気になる方はじかに読んでみてください。(ただし、あまりオススメはしません。)個人的には、それができたら苦労しないんだよなァという感じでした(笑)

②アラン&バーバラ・ピーズ『他人とうまくやっていく

誰もが以下にあてはまるものとして、人間関係構築方法について解説する一冊です。

・自分は重要な人間だ、と思いたい

・興味の対象は何よりも自分自身

・返報性という自然の法則

いわゆるハウツー本として、コミュ障の自分にとっては参考になりました。 参考になったポイントをいくつか。(意識して実践していきたい)

★聞き上手になるうえでは、クローズ型の質問より、オープン型の質問を

「どのようなきっかけで?どうやって?」

「~について教えてください」

「どんなふうに?」

「なぜ?」

★“ブリッジ”をかぶせることで、会話を続ける

「具体的には…?」「たとえば…?」「それから…?」

「ということは…?」「あたなだったら…?」

ただし、ブリッジを使った後は、黙って相手の返事を待つこと

(相手に手のひらを差し出しながら、前かがみの姿勢で。

ブリッジを使ったあとは、体を後ろに引いて口を閉じる)

★NGフレーズ集

「本当の話」「正直なところ」「ぶっちゃけ」「まじで」→本音隠し、誇張、嘘

「私見ですが」→独りよがりな意見を言おうとしている

「がんばります」→期待しないでください

「全力を尽くします」→全力を尽くしても無理です

「申し訳ないのですが」→まったく申し訳ないと思っていない

③田岡佳子『ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本

ランチェスター戦略は、「空中戦における損害量から導出された『競争の科学』であり、第一次世界大戦中に生まれた軍事戦略で、アメリカで体系化され、日本で完成した」そうですが、経営・マーケティング・販売促進まであらゆるビジネスの場面で応用可能であるそうです。 サラッと流し読みした程度ですが、強者(たとえば業界シェア1)と弱者(中小・個人等)で採用すべき戦略と戦術の違いについて書かれており、なにやら孫氏の兵法(ほとんど読んだことがない)に通じる内容っぽい感じです。(完全に想像) 本書でとりあげられているようなWebマーケティングの話は、SNSやブログで発信活動をするうえで多少なり知識を持っていた方がよい内容と思われました。別な本も読みつつ、もう少し深めていきたい感じです。

④pha『どこでもいいからどこかへ行きたい

先週通読したばかりですが、間をあけずに再読。 特に「冬とカモメとフィッシュマンズ」の話は、何度も繰り返し読んでしまいます。 ブログの方で無料公開されている部分なのでリンクを貼っておきますので、気になる方はどうぞ。記事内のフィッシュマンズ“ IN THE FLIGHT ”は、ぜひ一度聞いてみてください。

phaの日記「冬とカモメとフィッシュマンズ


(編集後記)

一言感想と書いておきながら、まったく一言におさまっていませんでした。
例によってオチはありません。