隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

誰かのことを批判したくなったときには ~上司とおじ赤のふわふわ残業タイム~

はい今日も残業でしたー

 

額面+8300円

 

残業中に上司とおじ赤が2時間ほど隣でコントやっててですね、さすがに途中から音出してキレました

 

ちなみに、コント内容は以下のとおり

 

~上司とおじ赤のふわふわ残業タイム~

 

※おじ赤=バブみのあるおじさん(同僚)

 

始まりはいつもこうだ

 

まず、本筋ではないどーでもいいことをマウントのために上司が聞く

 

呼吸をするように無自覚に部下に対してショボいマウントを取り続ける上司

 

すると、今度はすかさずおじ赤が得意技「ちょっと待ってくださいね」を発動

 

自席に戻って調べ出す

 

上司は軽くマウントをとるために聞いただけなのに、謎の待たされ(空白)が発生

 

上司「おじ赤さん、厳密な答えが知りたいわけじゃないから大丈夫だよー」

 

おじ赤「いや、ちょっと待ってくださいね」

 

(空白)

 

上司「……いやいやおじ赤さん、大丈夫だから大丈夫だから(自分のペースで話を進めたい)」

 

おじ赤「いや!いま調べてるんで!!」

 

(以下、無限ループ)

 

……2人ともアラフィフやで

 

この2人はいつもこんな感じのしょーもないやりとりばかりして時間を潰している

 

部下を指導しているつもり(フリ)

 

上司の指導に応えているつもり(フリ)

 

こんなんでも、過去イチヤバ上司(高齢×非管理職残業ブースト)は推定年収900超、おじ赤は750超

 

上司は部署のなかで最も多く残業しているし、おじ赤も隙あらば生活残業で稼いでいる

 

バグってないですか?

 

謎コントやって、しっかり残業代もらってるんですよ

 

……はぁ

 

さんざん陰口を叩いておきながらこんなこと言うのも変かもしれないけど、一方で「彼らはまったく悪くない」とも思う

 

少なくとも彼ら自身がすべての責任を負っているわけではないと思う

 

誰でも「彼」であり得る

 

こんな風に人をこき下ろしている自分にしてみても別の誰かにとっては無能だ

 

また、文字通り完全に彼と同じ条件で生まれたとしたら、私は私でなく彼になっていただろう

 

誰も生まれてくる時の条件を自分で選べない

 

成功している人も失敗続きの人も、どうか胸に手をあてて聞いてみてほしい

 

その成功なり失敗は、本当にあなた自身のものなのかと

 

あなたが生まれたときからその成功も失敗も決まっていたとは考えられませんか?

 

決して恵まれた環境とはいえなかったけど、たゆまぬ努力によって現在のポジションを勝ち取った、と言う人がいるかもしれない

 

実は、その恵まれない環境こそがあなたを奮い立たせて努力に向かわせたのではないか

 

似たような恵まれない環境の人と比べたときに、絶妙なさじ加減によってあなたは「実は恵まれていた」といえないだろうか

 

不幸のベールをかぶりながら、その実、周りの人の懸命な助けに支えられていたってことはないだろうか

 

もしも今の成功がすべて自分の努力で勝ち取ったものだと本気で思っているなら、何度でも胸に手をあてて考えてみてほしい

 

失敗も然り。あまり自分を責めすぎないようにしてください

 

スコット・フィッツジェラルドの某小説の一節をここに残しておく

 

すべてのオールド・スポートへ

 

 僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。

 

その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。

 

「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。

 

「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

 

スコット・フィッツジェラルド

グレート・ギャツビー

 

 

昨日受けた面接の結果が届いた

 

結果は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通過

 

 

でも、そんなに簡単にいくわけないと知っている

 

内定までの道のりは長く険しい

 

どうせまたぬか喜びに終わるんでしょ、くらいに思っている

 

結果がどうであれ、ブログで報告していく

 

なんだか今は「FIREしたい」というより、謎のショボいマウントをとり続ける上司とおじ赤から自由になりたい思いが強い

 

明日に備えて早く寝るべきなのに、どうしても書かずにはいられなかった

 

(FIREまであと1223日)