隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

捕らぬ狸の皮算用(FIREまで1198日)

 

3連休とはいかなかった(休日出勤)

 

9月も下旬

 

今年も残すところあと102日となったところで、8月末時点の貯蓄率から通年のそれを予想してみた

 

2021年貯蓄率(予想):

74.82%~76.13%

 

※昨年実績:

73.41%

 

年初にブチ上げた目標80%は未達となりそうだ

 

つらい

 

2017年に隠居芸人FIREプロジェクトが始動してから、前年比+7~8%成長で貯蓄率を伸ばしてきたけれど、今年はせいぜい前年比+2.7%と、大幅鈍化の見通し

 

今年に入ってからも何度もこのブログで書いているとおり、飽和状態といえる

 

最大の理由は収入だ

 

節約には限界が(一応)あるため、貯蓄率のアッパーを決めるのは収入と考えてよい

 

ここからさらに死ぬほど節約すればまだ数%の改善余地はあるが、費用対効果はよろしくない

 

そこで、収入を上げるべく今年に入ってから転職活動に精を出してきたというわけ

 

いや、正直、言うほどそこまで本気になりきれていなかった

 

なんだかんだ言って、わりとゆるめな今の働き方を気に入っている部分もあったし、貯蓄率という数字にしても会社にしがみついているだけで昇給によって年+0.5~1.0%ずつ良くなっていくからだ

(生活水準を維持する前提)

 

しかしここにきて、わりと本気で転職活動をしている

 

いや、「わりと本気で」ではなく「真剣に」転職活動をしている

 

真剣になった理由は、貯蓄率うんぬんを除いて大きく3つ

 

①上司・同僚によりもたらされた、強烈な危機感と不公平感

・仕事の進め方や部下への接し方がおかしい上司(噂になるレベル)

・ほぼ新卒レベルのパフォーマンスにもかかわらず、自分よりも200万円以上多くもらっている同僚

⇒やっていられなくなりました

ちなみに上司からは何度かガチめなハラスメントを受けており、退職が決まったら人事?労務?相談窓口?にブチまけたいと思っています

(とか言っていると、退職が決まらないやつなんだよなー)

 

②自分の描くキャリアと現職の仕事のズレ

「FIREとかほざいている人間がキャリアとはwwwww」という感じかもしれませんがまぁ聞いてください。

入社前ESに書いた「入社してやりたいこと」をやりつくしてから早3年、現在の会社で新しくやりたいことは特に見つかりませんでした。

そのうえで、現在の仕事は「労多くして功少なし」というか「成果なき繁忙」というか、下請け仕事ばかりで嫌になりました。自分の頭で考えて仕事を進める余地というのはほぼ皆無(あるいはきわめて限定的)だし、仕事を評価してもらえるシーンも無いと言ってよく、やりがいをとことん感じられなくなってしまいました

自分としては、これまでの経験と能力を活かして、もう少し事業経営寄りのいわば上流の仕事を経験したいと希望していたのですが、そのような配置とはなりませんでした。

単純に「上流は任せられない」という意味で自身の能力不足もあるのかもしれません。そうであったとしても、今後も配属ガチャが続くこと、自分の思い描くキャリアと現職での仕事のズレがあることから、キャリアチェンジ(転職)に踏み切ることとしました。

 

③どうせうまくいきっこないと諦めモードだったのに最終面接まで漕ぎつけてしまった

なんだかんだ言ってこれがいちばん大きいかもしれません。「書類で祈られまくること山のごとし」だったし、やっとの思いで面接まで漕ぎつけた1社目は1次面接で落ちるしで、絶望していました

が、その後は順調に面接をパス。うち1社は次回最終面接となりました。面接を1回終える度に、胸が熱くなるというか、他社(現在の会社以外)でもやれる(通用する)のではという淡い期待・妄想が肥大化している状況です

一歩引いて見れば、単純に業界全体で採用数をかなり拡大している状況なので、「よっぽどヤバくなければ採用しとこう」みたいなノリなのかもしれません

 

そういうわけで、最近は目の前の本業での仕事にがっつりコミットしつつ(ただ締切に追われているだけ)、転職活動に励んでいます

 

でもよくよく東京での暮らしをイメージしたら、悲しいことに少なくとも初年はあまり貯蓄率を上げられなさそうなんですよねー

 

仮に、現年収+150万円でオファーをもらえたとして、手取りベースで年間110~120万円くらい収入が増えるとします

 

一方で、家賃の上昇・身なりへの支出(仕事柄)・激務に伴う諸々の支出増が50~60万円/年くらい出てきそうです

 

すなわち、1年目では「年間入金が60万円増えるものの、年間支出も60万円増える」

 

みたいな状況が容易に想像できるわけです

 

その場合、貯蓄率は上がるどころか60%台後半まで下がってしまいます……

 

退職金を含めてようやく2021年とトントンの貯蓄率といったところでしょうか

 

ただ、転職先の会社にFIREされない限りは、年収増に伴い、FIRE計画最終年には目標の貯蓄率80%に到達できる公算が大きいです

 

まぁ、そのあたりは正式にオファーをもらってから考えればいいことです

 

もともと貯蓄率を上げるために始めた転職活動でしたが、労働環境の変化などもあり、今となっては貯蓄率とは別の理由からも転職の必要性を強く感じる毎日です

 

明日からの労働がとても憂鬱です

 

(FIREまで1198日)



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↑息抜きに海の見える公園に行ってきました


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↑まあまあリフレッシュできました