隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

転職(FIREまで1200日)

 

思わせぶりなタイトルだが、転職が決まったわけではない

 

B社2次面接完了

 

通過の手応え

 

想定より高い職位の面接官だった

 

てっきりB社は5~6次面接まであるだろうと覚悟を決めていたけれど、早ければ次が最終になるかもしれない

 

◼️B社2次面接(45分)

①お互いの自己紹介 5分

②ケース 25分

③逆質問 12分

④入社後に成し遂げたいこと 3分

 

自己紹介を終えるとすぐにケースに移行

 

(なぜ転職するのか?なぜコンサルか?なぜ弊社か?あなたを採用するメリットは?など一切聞かれることなく、即「じゃあ早速ケースやりましょうか」)

 

ケースは、まず「業界の課題」を面接官とともに定義するところから始まった

 

なぜそれが課題なのか、課題解決の目的は何なのか、こういう視点が欠けていないか、こういう条件を付けると課題はどう変わるか、みたいな話を通じて、初めはふわっとしていた課題をより大きな枠組みのなかで(業界が抱える他の課題との比較を行うなかで)位置づけ、詳細に定義していく

 

課題を定義した後は、①対話しながら打ち手を探り、②その有効性について議論する、という流れだった

 

こちらが話し終える度に、面接官から「欠けている視点」について即時フィードバックがあり、面接官の思考力お化けっぷりをまざまざと見せつけられた

 

年収3000万円~5000万円クラスの人と話す機会なんて自分はそうそうないけれど、やはり普通の人とは頭の回転数が違うと感じた

 

話についていけなくなる瞬間もあった

 

一言で表すと、かなりモンスターみが強かった

 

でも間違いなく人間だった

 

「画面の向こう側に鎮座しているのは、モンスターではなく人間である」

 

この点を大切にしようと思った

 

面接官に噛みついたところでよほどの根拠がない限り100倍返しされるのはわかっていたし、面接官の都度のFBは事実欠けている視点の補足であったので、そのFBを踏まえながら議論をいかに発展させるかに焦点をあてた

 

面接官から出てくる打ち手は、本質を捉えていてかつ刺激的なものばかりだった

 

一方、自分の考える打ち手は凡庸なものばかりだったが、そのうちのいくつかに対しては面接官に「それいいね」と言ってもらうことができた

 

終盤はそれまでとは異なる様々な方向からボールが飛んできて、頭の回転スピードと思考の深さを試されている感じがあった

 

直前に飲んだコーヒーを燃料にして頭を動かし続け、ケース終了。

 

思ったことはただひとつ

 

フェルミ推定っぽいことをやらされなくてよかった……」

 

続く逆質問では、志望度の高さやコンサル職・B社での仕事に対する理解度を伝えられるようなエピソードを絡めつつ、4テーマほど投げかけた

(面接官のストレスを減らすべく、それぞれの質問に対するこちらの「意図(真意)」を明確に言語化して伝えるようにした)

 

面接官の回答に対して、「超短い要約+率直に感じたこと(or 深掘り質問)+感謝+次の質問」というコマンドによって逆質問タイムをリード

 

逆質問のあと「入社後成し遂げたいこと」について聞かれた(最も「アツい」部分だが、この記事では省略)

 

最後の30秒でセクター希望を聞かれて答えたが、「そのセクターでなければいけない」という思いではないことをあわせて伝えた(この点は、もっと前向きでうまい言い回しができたはずと後悔)

 

◼️面接官からのFB

「よかった点」

・自分の思いやスタンスについてわりとしっかり示せていた

 

「足りなかった点」

・全体感

・話の具体性(深さ)

 

面接中に「次の面接では……」みたいな話をされたので勝手に期待してしまっているけど、どうなることやら

 

まだここで終わりたくない

 

なんとか通過していてほしい

 

週明けの合否連絡を待つ

 

(FIREまで1200日)