隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

1年ぶりに更新(近況)

「Twitterの140字ではおさまらない」と感じることが増えてきたので、ぼちぼちブログの更新を再開します。

 

セミリタイアまで835日

 

ついこの前1000日をようやく切ったところでしたが、気づくとここまで残日数が減っていました。

 

土日祝日を除くと、565日です。


次なる転職先を考える

最近は「次はどこで働こう、やはりフルリモートがいいなぁ」などと漠然と思いながら、休日になると転職先候補を調べたりしています。

 

一方で、「現職より良いと思える転職先」はそう多くなさそうだということもわかってきました。

 

現職はなんだかんだ言っても

  • 人が良い
  • 待遇も悪くなくアップサイドがそこそこある
  • 働き方(リモート、フレックス、プロジェクトワーク)が性に合っている

ことから、(ストレスゲージが振り切れて発狂する瞬間もかなり多いものの)一定のフィット感というか納得感を感じています。

(年間賞与はやや減ったものの、手取りは月によっては前職の2倍超となりました。)

 

同じプロジェクトでも、次々と新たな役割が付与されていくので、(うんざりすることは多々あれど)少なくとも現時点で飽きはきていないです。

 

現職以上となると、それこそGAFAM的な会社(というかGoogle)くらいでは、、とopenworkの評価を見ていると感じます。

 

勤務地制限無しのリモートを打ち出したNTTも候補にあがっていますが(NTTデータ、NTT東日本)、仮に運良く転職できたとして、人・待遇・専門性マッチングなどの観点から現職以上の満足感を得られるかというと怪しそうです。(入ってからかなり苦しみそうです。)


セミリタイアはどうなった?

セミリタイア/ダウンシフトするんじゃなかったのか、という話ですが、方向性としては変わらずセミリタイア/ダウンシフトに向かって進んでいます。

 

ただ「働く時間を減らして、責任が軽めで、難易度があまり高くない仕事にダウンシフトする」ことが自分の満足する道なのかどうかについては、考える余地がまだあると思っています。

 

①FIチケットの獲得(いつでも辞められる安心感)

②職業の道楽化(自分のやりたいことがやりたいようにできる)

 

現在は、①×②に向かってばく進中です。

①はほぼオートモードで835日後に達成です。②は、自身の相対的な能力不足を克服できるかどうかにかかっており、最重要課題です。

 

多少やりたくないことをやらなければならなかったとしても、満足できる待遇(年収や働き方)で自分のやりたいことがそれなりにやりたいようにできる環境ならば勤め人生活を受容していけるのではないか?

 

この問いを勤め人生活のなかで検証していきたいと思います。

 

こうした問いを持てるようになったのはFI活動(節倹投資)と転職の賜物かもしれません。

 

とりわけ転職で環境を変えたことが大きいと感じています。

 

勤め人の卒業時(そつぎょうどき)

書いていて思い出しましたが、転職活動中に役員面接で言われました。

「●●様ご自身が御社に残り続けてキャリア形成された背景を教えていただけますでしょうか。」

「やりたいことができる環境だったから。できない環境だったら転職していたし、できなくなったら今からでも転職する」

 

その意味では「勤め人としてやりたいことができなくなったとき」が勤め人の卒業時(そつぎょうどき)なのかもしれません。

 

今の自分は「今の会社でやりたいことができなくなる」以前のところにいる気がします。

 

前の会社ではやりきった感があり我慢の限界でしたが、今の会社ではまだやりきれておらず、やれることが残っていると感じます。

 

嘆き⇒行動

つらい、苦しいと嘆くだけの期間は終わりました。

 

いかに現状を良くしていくか、そのためにとるべき行動をとっていけるか

 

高揚感のある日々にしていけるかどうかは、あくまで自分次第なのだと、30前半(もうすぐミドサー)にして改めて気づかされています。

 

なお、これだけ前向きなのは3連休でメンタルと体力ゲージが高い状態で、かつカフェイン投入時直後の状態だからだと思われます(苦笑)

 

1度きりの人生、経験を活かすも殺すも自分次第だとすれば、物事の捉え方も変わってきそうです。

 

絶望と希望を行ったりきたりしながら、歩みを止めずに進んでいこうと思います。