隠居生活

限界勤め人だった著者の隠居生活を綴ります

1年8ヶ月待てそうにない2023.4.23

この数ヶ月の間


「このまま働き続けられるのではないか」

 

と思うことが、ままあった

 

しかし、4月に入って新たなプロジェクトが動き出し、優秀な若手に比べてバリューを出せていないことが自分で手に取るようにわかってしまい、そんな自信(?)はあっけなく打ち砕かれた

 

人と比較してはいけないとわかっていても、自分より若くて能力がある人……最高学府卒でルックスがアイドル並みに良くて、難関資格をたくさん持っていて、語学も「かなり」できて、スポーツもできて、仕事もできて、コミュニケーション能力もあって、実家も太くて……みたいな神がかりな人を前にして、

 

#自分の人生とは

 

みたいなことを考えずにはいられなくなりました

 

お化けというか、宇宙人というか

 

明らかに自分とは住む世界が違う人なのです

 

でも歳も役職も自分の方が上なわけで

 

ゴミムシのように思われていることが、彼の言葉の端々から伝わってきて、けっこうメンタルにきています

 

「こんな思いをしてまで何のために生きてるんだろう」と最近何度か思いました

 

「こんな思いをするくらいなら井の中の蛙だった方がよかったのではないか」と思うことがあります

 

挫折ってこういうことなのかもしれません

 

ずっと片田舎に暮らしていたのですが、自分と比べて圧倒的に優位な人と出会う機会が乏しかったです

 

前職でも優秀な人はいましたが、圧倒されることまではなかったです

 

一部の領域では劣っているけど、自分の方が優れている領域もあり、なんとか自尊心を保っていられました

 

でも今回はほぼすべての領域で完膚なきまでに叩きのめされています

 

また、前職では、仕事の内容的に無能を部分的に隠すことができていたという点も大きい気がします

 

プロジェクトワークでは、無能を隠すことができません

 

個人の能力が浮き彫りになります

 

新たなプロジェクトでは、そういう神がかりな人が1人や2人ではないのです

 

自分の価値を感じられなくなる、自尊心を保てなくなるくらいの挫折というのは生まれて初めてかもしれません

 

自分が大事な存在と思えなくなると、自己主張できなくなるんですね

 

言われたままに仕事を受けてしまうし、平日も休日も時間外をつけずに働いてしまうし、「いいからいいから」と言って必要以上にお金を多く出してしまう

 

伝えなければいけないことを伝えられずに自分で自分を殴ってしまう

 

そんな風にして、心と体にダメージがどんどん蓄積していく

 

体は結構前から悪くなってきていますが、ここ数週間では心が壊れていくのを感じています

 

なんとか、自尊心を取り戻したいです

 

そのためにも小さくても成功体験を積んでいきたいと思っています

 

セミリタイア計画は可もなく不可もなく進捗しており、あと1年8ヶ月で労働節倹投資編は完結します

 

しかし、1年8ヶ月を無事乗り切ることができるのかについては、ここまで書いたとおり、だいぶ雲行きが怪しくなってきています

 

今年1年で終わりにできないか、そんな風に考え始め、ビットコインを1万円分指値注文してしまう自分がいます

 

今週1週間働けばGW

 

まずはそこまでたすきをつないでいこうと思います